11月は児童虐待防止推進月間です

更新日:2023年10月26日

こども家庭庁は、11月を「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」と位置づけ、児童虐待問題に対し関心を持っていただくため、その期間中に集中的な広報・啓発活動を実施することとしています。

阿賀町でも、この期間中「広報あが」やテレビ電話を通じ、広報・啓発を実施するほか、役場本庁ロビーにてパネル展を開催します。ぜひご来場ください。

■オレンジリボンには、「子ども虐待防止」というメッセージが込められています。

 

児童虐待とは

子どもの虐待とは、本来、子どもを守る保護者(親や親に代わる養育者)が、子どもの身体や心を傷つけることを言います。大きく4つに分類されます。

身体的虐待

・殴る、蹴る、たたく

・投げ落とす、激しく揺さぶる

・あざ、やけどなどの外傷を負わせる

・戸外に締め出す

など

性的虐待

・子どもへの性的行為

・性的行為を見せる

・ポルノグラフィティの被写体にする

など

心理的虐待

・言葉による脅し、無視

・きょうだい間での差別的扱い

・子どもの目の前で家族に対する暴力や暴言(DV)

など

ネグレクト

・食事を与えない

・乳幼児を家や車に放置する

・ひどく不潔にする

・病気でも病院に連れて行かない

・子どもの意思に反して学校に登校させない

など

体罰は法律で禁止されています〈しつけと体罰の違いは?〉

しつけとは、生活習慣や社会のルール、マナーなど、生きていくために必要なことを子どもが身につけられるよう、繰り返し働きかけることです。

ただし、たとえしつけのためと親が思っても、その行為が子どもの身体や心を傷つけるものであれば、それはどんなに軽いものでも「体罰」に該当します。

これらはすべて体罰です

・何度言っても言うことを聞かないのでたたく

・いたずらをしたので長時間正座させる

・宿題をしなかったので夕食を与えない

・友達をけがさせたので同じように子どもを殴る

など

児童虐待相談・連絡先

「あなたしか 気づいてないかも そのサイン」
(令和5年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」最優秀作品)

気になる子どもや家庭を見かけたら、連絡してください。連絡をいただいた方の秘密は固く守られます。

子どもからのサイン

・不自然な傷やあざがある

・笑顔が少なく表現が乏しい

・いつも身体や服装が不潔

など

 

また、虐待は単に親の身勝手な行為というわけではなく、それぞれの家庭が抱えている問題が潜んでいます。虐待はそうした悩みを抱えた親からのSOSでもあります。

親の様子、サイン

・近所や地域の中で孤立している

・接し方が威圧的で乱暴

・子育てのつらさをよく口にしている

など

家庭の様子、サイン

・毎晩のように長時間子どもの泣き声がする

・親の怒鳴る声や物が割れる音がする

など

 

【連絡先電話番号】

児童相談所虐待対応ダイヤル 189

阿賀町こども・健康推進課(各種相談) 0254-92-5762

 

子育てやしつけに悩んだら

毎日の子育てには、思いどおりにならないことがたくさんあります。「子育てがつらい」「自分も虐待してしまうのでは」など、子育てに不安を感じたときは、ためらわずに相談しましょう。

【相談先電話番号】

児童相談所相談専用ダイヤル 0120-189-783

阿賀町こども・健康推進課(各種相談) 0254-92-5762

 

阿賀町児童虐待防止推進月間パネル展

子育て中の方へのメッセージをオレンジリボンツリーに飾ります。

町内保育園児の絵も展示しますので、ぜひご来場ください。

期間 令和5年11月7日火曜~11月17日金曜

場所 役場本庁玄関ロビー

体罰による子育てを広げよう!(PDFファイル:1.5MB)

子どもを健やかに育むために~愛の鞭ゼロ作戦~(PDFファイル:2.6MB)

赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの理解と対処のために~(PDFファイル:1.3MB)

お問い合わせ先 CONTACT

こども・健康推進課

〒959-4495
新潟県東蒲原郡阿賀町津川580番地 1階
電話:0254-92-5762 ファックス番号:0254-92-3001

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