石戸獅子舞
三川地区石戸に伝承されている石戸獅子舞は、毎年お盆に三社神社の境内で舞われています。
この舞は、1人の舞い手がそれぞれ獅子頭をかぶり3匹の獅子が踊るもので、「1人立ち3匹獅子舞」と呼ばれる芸能に属し、「風流獅子」とも呼ばれています。
由来については、昔、この地に疫病が流行した際に悪魔退散を祈願して舞われたのが始まりとも、天保の頃に会津を訪ねた人が芸を習い、この地に持ち帰ったのが発端とも言われていますが、はっきりしません。伝承を重ねるにつれ元の型から変化したためか、県下にある獅子舞及び会津彼岸獅子舞とも異なり、素朴で特異な獅子舞です。
呼び笛に続き、笛と太鼓のリズムに合わせて3体の舞、雌獅子の舞、雄獅子の舞が奉納され、悪病退散・村内安全が祈願されます。
この獅子舞は、笛の吹き手が急逝したため、昭和34年から48年の間途絶えたことがありましたが、地元住民の熱意により復活を果たし、現在まで続いています。
石戸獅子舞詳細
- 種別:町無形民俗文化財 民俗芸能
- 名称・員数:石戸獅子舞
- 指定年月日:平成17年4月1日(旧三川村指定:昭和54年4月2日)
- 所在地:阿賀町石戸区(三川地区)
社会教育課
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更新日:2021年06月01日